安いバルサミコを煮詰めると、即席の熟成バルサミコ|料理人の使い分けと、赤ワインのソース
こんばんは、ひろしです。
今日は、バルサミコ酢の話です。
その前に、ひとつだけ。
1ccで千円以上。
そんなバルサミコを味見させてもらったことがあります。
その話は、このあとで。
でも、ふだんの料理で使っているのは、スーパーにも並んでいるバルサミコです。
結論から言うと。
バルサミコは、何本か持って使い分けます。
ふだんは、安いのを煮詰めて。
仕上げにそのままかけるときは、「ええやつ」を。
肉には、赤ワインといっしょに煮詰めたソースを。
説明していきます。
― 先に、結論だけ ―
押すと、その説明に飛びます。

途中の「寄り道」は、たたんであります。気になったところだけ開いてみてください。
1ccで千円以上のバルサミコは、とろりと甘かった|金沢で、味見させてもらった一滴
2011年か2012年ごろだったと思います。僕は金沢にいて、ナポリピッツァの店で働いていました。
ある日、店の先輩が、展示会ですごく小さな瓶のバルサミコを買ってきました。ネタとして、です。
ラベルには「熟成100年」とか、そんな文字があったと思います。
「これで、いくらするんだぞ」
一滴いくら、という話で、みんなで盛り上がりました。正確な値段は覚えていませんが、1ccで千円以上。当時、小瓶でたしか10万円以上したと思います。
味見をさせてもらいました。

とろみがすごかった。酸味はだいぶ落ち着いていて、甘みがすごく出ている。熟成の香りがしっかりあって、樽の香りもしました。
すげえな、と思った。
煮詰めたバルサミコなら、よく知っています。濃さを自分で見ながら煮詰めるので。でも、これは樽で熟成させたもの。樽の中でここまで水分が減ったのだと思うと、すごいなと。
もちろん、そんなに高いものを、店で出すわけにはいきません(笑)
瓶は先輩の私物なので、先輩が持って帰りました。趣味で買うにも高いし、僕自身、そのころはお金もありませんでした。
あの瓶は、何だったのか。この記事を書くために調べていて、見つけました。
おー、これだわ。
レオナルディという会社の「100年熟成バルサミコ」。100mlの瓶です。
いまの値段は、131,274円(2026年10月・税込)。1ccにすると1,300円ほどで、記憶の「1ccで千円以上」とも合います。
サンヨーエンタープライズの通販(外のサイト)
レオナルディ「100年熟成バルサミコ」100mlサンヨーエンタープライズの商品ページです。別のタブで開きます(shop.sanyo-ep.jp)↗しかも、いまこの瓶を売っているのは、サンヨーエンタープライズさんでした。スパイスの記事にも書いた、イタリア食材の小さな商社さんです。新米だった僕にも、ていねいに接してくださった社長ご夫妻の会社です。
寄り道「100年」のバルサミコは、100年たった酢?タップで開きます
伝統的なバルサミコの決まりにあるのは、「12年以上」や「25年以上」といった区分です。「100年」という区分はありません。
モデナの伝統的なバルサミコの協会は、こう説明しています。
酢が100年、200年と熟成されることはない。それほど古いことがあるのは樽のほうだ、と。
中身は、毎年つぎ足してきた、年のちがう酢のまざりです。だから、中身がまるごと100年たっているというわけではありません。
あの瓶は、本文に書いたレオナルディの「100年熟成」だったと思います。

バルサミコ酢の種類は、しるしで2つ|ふだん使いの IGP と、伝統的な DOP
バルサミコは、もともとイタリア北部のモデナと、となりのレッジョ・エミリアで作られてきた酢です。樽で熟成させて、その年数で値段が大きく変わる。奥が深いんです。
大きく分けると、2つあります。ふだん使いの「IGP」と、伝統的な「DOP」。どちらも、EU が産地と作り方を守るために決めた「しるし」です。

ふだん使いの IGP は、煮詰めたぶどう果汁にワインビネガーを合わせて、木の樽で60日以上ねかせたもの。いま(2026年10月)、250mlで600円台から800円台くらいです。このあと話す僕のふだんの1本も、こちらです。
伝統的な DOP は、煮詰めたぶどう果汁だけ。大きさや木の種類がちがう樽を並べて、順に移しながら12年以上ねかせます。「12年」「25年」という数字は、こちらの区分です。
瓶の形も決まっていて、モデナのものは丸い形の専用の瓶。よく見かけるのは100mlで、いまは12年のものが1万円台、25年のものが2万5千円前後です。
値段の差は、年数だけではありません。原料と決まりのちがいでもあります。
たとえば、モデナのフォンド・モンテベッロの2本です。12年以上のものと、25年以上のもの。
寄り道ラベルの「○年熟成」や「コンディメント」って、なに?タップで開きます
伝統的な DOP は、ラベルに年を書かない決まりです。12年以上のものは「アッフィナート」、25年以上のものは「エクストラヴェッキオ」(イタリア語で、とても古い)という呼び名で分かります。
ふだん使いの IGP も、「12年」のような数字で飾ることはできません。書いていいのは、3年以上と5年以上(2025年から)の区分くらい。ほかに書けるのは、作り手の創業の年くらいです。
日本の通販などで見かける「○年熟成」は、ラベルの決まりとは別に、お店や輸入元が添えている説明であることが多いようです。
「コンディメント」は等級ではありません。DOP にも IGP にも入らない、調味料の呼び名です。
「バルサミコ」という言葉だけなら、決まりで守られているわけではありません。2019年に、EU の裁判所がそう判断しています。
バルサミコは、何本か持って使い分ける|煮詰める1本と、そのままかける1本
アンチョビの記事に、こんなことを書きました。
「あとは、バルサミコと、いいオリーブオイルと、チーズが何種類か。それだけあれば、イタリア料理は、だいたい何とかなります(笑)」
そのバルサミコも、僕は必ず何本か持っています。お酢なので、腐りません。
仕上げにそのままかけるなら、ええやつ。煮詰めるなら、そんなにええやつでなくていい。

ふだんの1本は、「おっさんの顔のラベル」
ふだんいちばんお世話になっているのは、ラベルいっぱいに男の人の顔が描かれた1本です。口ひげに、長い髪。僕は「おっさんの顔のラベル」と呼んでいます。
イタリアのアドリアーノ・グロソリという作り手のバルサミコで、ラベルの上には「アチェート・バルサミコ・デル・ドゥーカ」とあります。顔は、17世紀のモデナ公の肖像画。「ドゥーカ」は、イタリア語で公爵のことです。
スーパーにも並んでいて、いま(2026年10月)は250mlで600〜790円ほど。僕は、仕入れで買っています。
そのまま使うことは、あまりありません。
おっさんのは、だいたい煮詰める専用みたいな感じ。
ただ、同じデル・ドゥーカには、伝統的な DOP もあります。
DOP のほうは値段がずっと高いので、煮詰めるのはもったいないと思います。煮詰める用に買うなら、ラベルに「IGP」とあるほうです。
そのままかける、もう1本
サラダにかけたり、ドレッシングにしたり。そのまま味わうときは、もう1本のほうを使います。
酸味が立ちすぎず、そのままでおいしい1本です。熟成のさせ方も、ちがうのかもしれません。値段も、おっさんのよりずっと高い。

いま家にあるのは、ファットリア・エステンセの、アチェート・バルサミコ・ディ・モデナ。500mlの瓶です。栓は、ねじって開けるキャップではなく、コルクキャップ。シェリー酒やウイスキーの瓶にある、頭のついたコルクの栓です。
ラベルを見ると、こちらのしるしも IGP でした。同じ IGP でも、ぶどう果汁の割合や樽でねかせる長さは、作り手によってちがいます。
だいぶ前に、業者さんからの仕入れで手に入れたものです。裏のラベルを見ると、輸入していたのは協同食品という会社でした。
いま通販で見かけるのは、同じファットリア・エステンセの、金色の札がついた瓶です。すっぱさの目安の「酸度」は、僕の瓶と同じ6%。ラベルに書いてあることも同じなので、デザインが変わっただけかもしれません。
500mlで5千円台です(2026年10月)。
安いバルサミコ酢も、煮詰めればおいしい|煮詰め方は、量の半分くらいが目安
高いバルサミコは、熟成が進んでいるぶん、とろみと甘みが出ています。
安いのを煮詰めると、そこに近づきます。即席の熟成バルサミコです。すごくおいしくなる。これが、僕のおすすめです。
煮詰めると、すっぱさのもとの酢酸は、湯気といっしょに少しずつぬけていきます。糖は残るので、甘さの割合が上がって、とろりと甘くなる。
ただ、何年も樽で熟成させたものと同じにはなりません。原料がちがうからです。ふだん使いのものには、ワインビネガーが入っています。何年もの熟成でできる成分とも、同じにはならない。
近づくのは、とろみと甘さまで。それでも、おいしいんです。

- 鍋に入れて、中火にかける。
- ずっと混ぜなくても大丈夫。たまに混ぜるくらい。量が少ないときは、そのぶん早く煮詰まります。
- 量が半分くらいになるのが目安。
- 後半、とろみが出てきたら火を弱めていく。焦げつきやすくなるので。
- 最後は濃度で見る。煮詰めすぎない。
時間はかかります。半分というのも、その時々です。
前半は、別に、あんま焦げんよ。
ただ、後半は別です。濃度の加減は、ちょっと難しい。煮詰めすぎて焦げそうになったことはありますが、焦がしたことはありません。
店では一度にたくさん仕込むので、つい目をはなしてしまうこともありました。僕が頼んで煮詰めてもらっていた鍋が、焦げてしまったことも。焦げると、もう使いものになりません。
だから、とくに後半は目をはなさない。
お皿の飾りも、煮詰めれば
お皿に黒いソースで、線や点を描く。あの飾りに、僕は「バルサミコクリーム」を使っています。でも、煮詰めたバルサミコでも同じことができます。
バルサミコクリームは、煮詰めたバルサミコとは別の商品です。濃くて甘い、とろみのあるものがほしい人向けに作られていて、多くは加工でんぷんなどでとろみをつけています。
クリームは、そのまますぐに使える。煮詰めたものは、濃さを自分で決められる。どちらがいい、という話ではありません。
肉には、バルサミコと赤ワインのソース|肉を焼いたフライパンで、2:1

とくにおすすめなのが、赤ワインといっしょに煮詰めるソースです。
バルサミコ2に、赤ワイン1。煮詰めれば、それだけで肉のソースになります。

いちばんは、肉を焼いたフライパンで
いちばんいいのは、肉を焼いたあとのフライパンで、そのまま煮詰めることです。油を少し切って、バルサミコと赤ワインをジャーっと。フォンドボー(牛の骨でとる洋食のだし)を足せば、それだけでおいしい。
ただ、このときは量が少ないので、すぐに煮詰まります。すぐ、あたる。焦げつくということです。火が強すぎるとだめなので、こまめに見ておいてください。
赤ワインのアルコールのこと
赤ワインのアルコールは、煮てもすべては飛びません。
- もとのアルコールのうち、煮る時間が15分なら約40%、1時間なら約25%が残るという目安があります(アメリカ農務省の表から)
- 時間が短いほど、多く残ります
お酒に弱い人や子どもに出すときは、赤ワインを入れずにバルサミコだけを煮詰めます。
家では、いろいろな肉を焼いて、わりと何にでもバルサミコのソースをかけています。子どもたちも、このソースが好きです。
それだけで、まあおいしいからね。
作り方は、肉を焼いたフライパンで、そのまま。子どもたちの分は、赤ワインなしです。
- 焼いた肉は、アルミホイルに包んで休ませておく。
- フライパンの油を少し取って、バルサミコを入れる。鍋底をこそげながら、煮詰めていく。
- 休ませているあいだに肉から出た肉汁を、ソースに加える。味を整えて、できあがり。
合わせるのは、赤い肉

お店で合わせていたのは牛肉で、ほとんどが和牛です。牛カツのソースにも、少し使っていました。鴨にも、ジビエ(狩りでとった野生の鳥やけもの)をメインに使うときにも、合わせていました。
いま思えば、赤い肉に合わせるソースでした。はっきり赤身と決めていたわけではないのですが、豚と鶏には使っていませんでした。
まあ、全然使ってもいいんやけどね。

お店でもケータリングでも、ずっと使ってきました。いまも使っています。
バターは、基本、入れない
仕上げに、バターは基本的に入れません。昔は入れたこともありました。
ナポリピッツァの店にいたころ、月に一度、新潟のリストランテ「ラ・スカーラ」に通わせてもらっていました。そこで料理を軽く仕上げることを教わって、一時期そこにこだわっていました。
バターで仕上げると、こってりして料理が重たくなる。使いすぎると、胃がムカムカして、たくさんは食べられません。もちろん、料理全体で見れば、バターは絶対に必要な食材です。
鹿のローストのときは別です。鹿は脂が少ないので、バランスをとるためにバターを少し入れていました。それ以外の肉には、基本的に入れていません。
ラ・スカーラのことは、別の記事に書きました。
ワイナリーのレストランでは、まとめて仕込んでいた
ナポリピッツァの店のあと、島根のワイナリーのレストランで料理を作っていました。赤ワインを入れるようになったのは、そのころからです。それまでは僕も、赤ワインは入れずにバルサミコだけで作っていました。
ワイナリーのレストランでは、作り置きが基本でした。

- おっさんの顔のラベルの瓶(500mlくらい)を丸ごとあけて、赤ワインを足して煮詰める。
- 自家製のフォンドボーを入れて、さらに煮詰める。
- 小分けにして、真空にかけて冷凍する。
- 使う分を冷凍庫から冷蔵庫へ移して、解凍する。
- 最後に、肉を焼いたフライパンでソースに仕上げる。
冷凍がなくなったら、また仕込む。その繰り返しです。
フォンドボーは、イタリア式の濃いもの。牛の骨と牛すじを使って、大きな鍋で自分で仕込んでいました。それを、常温に冷めるとゼラチンで固まってしまうくらいまで、さらに煮詰めて使っていました。店では、これを「スーゴ・ディ・カルネ・リストレット」と呼んでいました。
手間はかかります。でも、なかなかにいいソースができあがっていました。
寄り道「スーゴ・ディ・カルネ・リストレット」って?タップで開きます
日本のイタリア料理の店では、こういう濃い肉のだしを「スーゴ・ディ・カルネ」と呼ぶことが多いです。
リストレットは、イタリア語で「煮詰めた」という意味です。煮詰めたスーゴ・ディ・カルネ、ということです。
ホワイトバルサミコは、そのままサラダに|塩と、オリーブオイルだけで
ホワイトバルサミコは、煮詰めずに、そのまま使います。
塩と、ホワイトバルサミコと、オリーブオイル。これだけで、おいしい。
使ったことない人は、ちょっと試してみてほしいぐらい、おいしい。

香りが華やか。酸味はちょっとひかえめで、落ち着いています。少し甘みもあります。色は、透明に近いうすい黄色。白ワインのような色なので、その点でも使いやすかったです。
出会ったのは、金沢にいたころです。使うのは基本的にサラダで、冷製パスタにも入れていました。
オリーブオイルのことは、こちらに書きました。
白には、DOP も IGP もありません。どちらも決まりで、色は「濃い茶色」とされているからです。いま(2026年10月)、通販では、250mlで900円前後のものから見かけます。
僕のお気に入りと、ふだん使いの白
僕がこれまでに使ったことがあるのは、アルチェネロ、ガレッティ、フィオリーニ、アンドレア・ミラノ、ジュスティなど。
いちばんのお気に入りは、フィオリーニの白です。ただ、少し値が張ります。
値段のめやす(2026年10月・通販で見た値段)
- フィオリーニ(有機の白):250mlで、2,200〜2,700円ほど
- ガレッティ:500mlで、1,100〜1,800円ほど
- アンドレア・ミラノ:500mlで、1,900〜2,500円ほど
フィオリーニは、500mlに直すと5,000円前後。毎日のサラダに使うなら、ガレッティかアンドレア・ミラノをおすすめします。
甘く煮詰めれば、いちごにも|デザートと、トマトにも
子どもたちは、バルサミコが好きです。ちょっと甘く煮詰めて、いちごにかけたり、バニラのジェラートにかけたり。
煮詰めるのは、おっさんの顔のラベルの1本です。
店のドルチェ(デザート)では、パンナコッタにベリーとバルサミコのソースを合わせていました。

トマトのサラダにも、バルサミコを使っていました。夏の冷製パスタの、トマトのピンクのソースにもバルサミコが入っています。

トマトのほかにも、店の記録にバルサミコを使った料理が残っていました。
寄り道店の記録に残っていた、玉ねぎのオーブン焼きタップで開きます
玉ねぎをオーブンで焼いて、バルサミコをぬる料理です。
ナポリピッツァの店の、初めのころのレシピは、小玉ねぎでした。
- 皮付きの小玉ねぎを半分に切る
- 160℃のオーブンで18分
- バルサミコ酢を適量かけて、160℃で15分
- 一晩おくと、味がまとまる
手書きのノートでは、160℃で15分焼いてから、バルサミコをハケで多めにぬって160℃で10分。そのあとトマトソースをぬっていました。
ブッフェの早見表では、玉ねぎを155℃で40〜50分焼いてから、バルサミコをかけて160℃で8分。香草パン粉をかけて3分。
ワイナリーのレストランのレシピにも残っていました。半分に切った玉ねぎを145℃で50分焼いて、バルサミコをぬって145℃で10分。香草パン粉をかけて160℃で5分。
店が変わっても、記録に残っている料理です。温度や時間は少しずつちがいます。
この記事で紹介したもの
この記事に出てきたものを、まとめておきます。
押すと、その説明のところまで戻ります。買うところではなく、まず説明を読んでもらえたらうれしいです。
伝統的な DOP
いま100mlで2万円弱フォンド・モンテベッロ 伝統的なバルサミコ酢 DOP(12年以上)100ml↑いま100mlで2万5千円前後フォンド・モンテベッロ 伝統的なバルサミコ酢 DOP エクストラヴェッキオ(25年以上)100ml↑煮詰める1本
ふだんの1本。だいたい煮詰める用アドリアーノ・グロソリ バルサミコ酢「デル・ドゥーカ」IGP 250ml↑そのままかける1本
いま通販で見かける、金色の札の瓶ファットリア・エステンセ バルサミコ酢 IGP(金色の札)500ml↑ホワイトバルサミコ
僕のお気に入りフィオリーニ ホワイト・コンディメント・ビオ(有機)250ml↑毎日のサラダにガレッティ ホワイトバルサミコ 500ml↑毎日のサラダにアンドレア・ミラノ 白いバルサミコ酢 デル・ドゥオーモ 500ml↑まとめ|安いのを煮詰めると、即席の熟成バルサミコ

1ccで千円以上のバルサミコは、とても店では使えませんでした。
でも、ふだん使いの1本を煮詰めれば、とろみと甘さには近づけます。
― もう一度、読みたいところへ ―
押すと、その説明に戻ります。
もし、ひとつだけ持ち帰ってもらえるなら。
安いのを煮詰めると、即席の熟成バルサミコになる。すごくおいしくなります。
ぜひ、試してみてください。
今日の一曲
今日の一曲は、ルチアーノ・パヴァロッティの「誰も寝てはならぬ」。
プッチーニのオペラ『トゥーランドット』の中の歌です。
この曲を初めて知ったのは、初めて働いたお店でした。
日本語の題名を聞いて、なんちゅう題名なんや、とびっくりしました。
でも、聞いてみたらめっちゃいい曲で、パヴァロッティもすぐに好きになりました。
パヴァロッティは、バルサミコの町、モデナで生まれたテノール歌手です。
誰も寝てはならぬ。
でも、今夜はこのへんで。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、おやすみなさい。























