こんばんは、ひろしです。

2024年の11月、家族でハウステンボスに行きました。

大雨で高速道路を降ろされて、たどり着いた新幹線も運休。

15時に着くはずが、着いたのは20時でした。

その日の顛末と、そこで出会った一枚の写真の話は、前に書きました

今日は、言葉を少なめにして、あの夜と、翌日の写真を並べます。

フォトログというやつを、はじめてやってみます。

二十時の入園

閉園は、22時。

子どもたちは、真っ暗な入り口から走っていきました。

夜のハウステンボス、木々に囲まれたホテルヨーロッパ
ホテルヨーロッパ。着いてすぐの一枚。
ライトアップされた夜の宮殿

ライトアップされた宮殿。

まずは、テディベアの館へ。

テディベア館、市松の床に並ぶハロウィンのかぼちゃ

テディベア館の、ハロウィンのかぼちゃ。
テディベア館の階段を降りるふたりの後ろ姿

テディベア館の階段。

外に出ると、光の道がありました。

虹色に光るイルミネーションの道

光の道。

20時41分、花火が上がりました。

運河の上に上がる花火を見る子どもの後ろ姿

運河の花火。
花火にカメラを向ける子どもの後ろ姿

花火にカメラを向ける後ろ姿。

湖上の花火。(音はスピーカーボタンで)

ハロウィンの名残と、クリスマスの気配が、同居していました。

ハロウィンのかぼちゃのアーチ

かぼちゃのアーチ。
夜の観覧車

夜の観覧車。
夜の二階建てカルーセル

三階建てのカルーセル。
クリスマスツリーに刺さったサンタの飾り

ツリーに刺さったサンタ。

22時、ツリーの前の歌で、一日目が終わりました。

夜のツリーショーの歌い手たち

22時のツリーショー。

光のファンタジア

翌朝。大阪から、おばあちゃんが合流しました。

この日は、開園から閉園まで、まる一日。

チョコレートハウスの天井の鍋とシャンデリア

チョコレートハウスの天井。
渦巻銀河の映像を見上げるふたりの後ろ姿

渦巻銀河のドームシアター。
クラゲの映像の天井ドームと子どものシルエット

クラゲの天井ドーム。
光のクジラに手を伸ばす子どもたちのシルエット

光のクジラ。
氷山の谷の映像の中を駆けていく後ろ姿

氷山の谷。
プランクトンの光にふれるシルエット

プランクトンの光。

暗い部屋の中を、子どもたちは、よく走りました。

パレードと、馬と、恐竜

煉瓦の広場を歩く鳩

煉瓦の広場の鳩。
ドムトールン展望室から見た港町

ドムトールンの展望室から。
観覧車の中から外を見るふたりの後ろ姿

観覧車の中から。
ハロウィンパレードのミッフィーの山車

ハロウィンパレードのミッフィー。
向き合うミッフィーとメラニーの着ぐるみ

ミッフィーとメラニー。
緑の帽子をかぶった乗馬体験の馬

乗馬体験の馬。
森の中の恐竜の像

森の恐竜。

夕暮れの港

日が落ちる頃、港に出ました。

夕暮れのマリーナと桟橋

夕暮れのマリーナ。
煉瓦の柱越しに港を見るふたりの後ろ姿

港を見るふたり。
柵によじ登る子どもと薄暮の港

薄暮の港。

最後は、ミッフィーのキッチンカーで。

ブルーアワーのミッフィーのキッチンカー

ミッフィーのキッチンカー。

噴水の夜

日が暮れてからも、まだ一日は続きます。

夜のカルーセル

夜のカルーセル。
夜の観覧車と運河

観覧車と運河。

* * *

ここで、ひとつだけ、長い話をさせてください。

子どもたちはふたりとも、写真を撮るのが好きです。とくに、長男は。

カメラは、親戚の叔父さんのお古のコンデジ。だいぶ古いものだけど、写真も動画も撮れて、フラッシュもついている。彼のお気に入りでした。

ただ、僕にはずっと、気がかりがふたつありました。

バッテリーがだいぶ劣化していて、前触れなく突然切れること。予備のバッテリーは、もう売ってすらいないこと。

そして、SDカードが新しい規格に対応しておらず、容量がかなり少ないこと。

2日目の夜。噴水に光が当たるショーがはじまって、長男が動画を撮りはじめて、すぐ。

事件は起きました。

バッテリー切れ。

「これが、いちばん撮りたかったやつなのに」

長男は、悔し涙を流しました。

僕はすぐに自分のカメラを渡して、これで撮っていいよ、と言ったけれど、彼は歯を食いしばって、涙を流したまま。

自分のカメラで撮ることが、大事だったようです。

その気持ちは、痛いほどわかりました。僕も、バッテリーや容量のせいで写真や動画が撮れなくなるのが、何よりイヤだから。

その夜、彼とひとつの約束をしました。

とっと(子どもたちは僕をそう呼びます)が、新しいカメラを買ってあげる。

帰ってから一緒に探しに行って、見つけたのが、PENTAXのWG-1000というカメラです。

バッテリーは新品で、USB Type-C充電。落としても、濡らしても壊れない。なんなら水中でも撮れる。フラッシュもついている。SDカードは大容量のものが使えるから、僕の予備がそのまま使えます。

子どもにとって、最強のカメラだと思います。

もう二度と、あんな悔し涙を流さなくてもいいように。

彼はいまも、そのカメラで日々を撮り続けています。

子どもの撮った写真は、面白い。目線が大人と違うし、何にもとらわれない構図で撮る。何より、好きなものの写真をたくさん撮ってる(笑)

たまにSDカードをパソコンに読み込んで、バックアップをとります。彼は、バックアップがあっても、カードの中身はそのまま残しておきたいと言います。自分の撮った写真は、自分がいちばん好きだもんね。

そんな彼はいま、2枚目のSDカードをカメラに入れています。

1枚目は、中身をそのままにして、しまってあります。

かれの、たからものだから。

* * *

あの夜の噴水は、僕のカメラで撮ってありました。

噴水と光のショー。(音はスピーカーボタンで)

窓の朝焼け

最終日の朝、6時51分。

ホテルの窓から、朝焼けが見えました。

ホテルの窓から見た朝焼け

窓からの朝焼け。
ホテルの窓から見た朝焼け
ホテルの窓から見た朝焼け

あの夜、諦めずに行ってよかったと、写真を選びながら、あらためて思いました。

今日の一曲

最後の曲は、キセルの「写真」

SDカードの中身を、そのまま残しておきたい——そう言った彼の顔と一緒に、この歌の歌いだしを思い出しました。

少し、悲しい歌かもしれません。

でも、あの旅は、彼がお気に入りのカメラと別れた旅でもありました。

だから、この歌にしました。

写真に残る幸せは

一つ残らず彼女のもの

空は紫残された

人の窓辺にも光射す頃

長い夜に眺めるその向こうに

耳を澄ませば聴こえてくるでしょう?

あの日のあの声が唄のように

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、おやすみなさい。